これでもかぁ~って感じ


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やっぱり台風9号の爪痕(つめあと)は普通ではなかったようで、せたがや水辺の楽校の活動場所はどこもしばらくは立ち入れない感じ。今日はちょこっと足をのばして二子玉川の兵庫島(ひょうごじま)まで。グラウンドに立っているもののまわりには、上流から流されてきたゴミや流木、木の枝がからみつくようにまとわりついて、その量も並大抵(なみたいてい)のものではないぞよ。バックネットの柱、案内板、歩道の柵(さく)、植え込みのツツジ・・・立っているものはすべてエリマキのように流木が・・・・。

国道246号線の新二子橋の橋脚(きょうきゃく:橋を支える柱)は、柱のまわりが深さ1.5mほどもえぐれ、大きな穴が。いたるところに魚がころがり、エビは真っ赤になってフリカケのよう。最後に野川に立ち寄ってびっくり!水の色がイカのシオカラのようにアカ茶に染まってました。何でこんな色なんだろう・・・。多摩川も野川も元通りにもどるまでどのくらいかかるか予想もつきませぬ。

なによりも早く復旧(ふっきゅう)したのは、なんと河原に住むおじさんのブルーテント。すばやいなぁ~、と感心。たいしたもんだ。



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30種類の水たまり

台風一過(たいふういっか)のせいでしょう。今日はピーカンの晴天。気温もぐんぐん上がりました。朝8時頃、ワンコの散歩で水の引いたグラウンドを歩いていると、小道にちいさな水たまり(写真)が。水たまりをさけて通ろうとしたら、その水たまりにザワザワとちいさな波がたち、サンダルの足でかき回したら、魚の背びれがフラフラ動いているではないの・・・。


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そこで、ワンコのうんち袋(もちろん空)に水を入れ、数匹の魚をゲット。赤く婚姻色(こんいんしょく:卵を産む頃にでる体の色)のオイカワとアユ。ホヨヨ。2・3匹を袋に入れ多摩川に逃がしましたが、家に帰ってからもその水かまりが気になり、バケツとタモ網、エアーポンプを持って再び水たまりへ。

タモ網ですくうと、あれまぁ、と言うほどの魚が。魚ばかりではなく、ヤゴやエビ、ウシガエルのオタマジャクシまで・・・・。その数、ざっと200匹。すべて(たぶん)をすくい、大きな魚は多摩川へ。ちいさな魚は濁流の多摩川に帰すのがかわいそうだったのでそのまま一時お家へ。

家に帰ってゴミと生き物を仕分けしてきれいな水槽に入れて驚き!捕獲した生き物はなんと21種類の魚と9種類のトンボのヤゴ、3種類のエビ・・・・。他にも昨日見たヒゲナガカワトビケラ・フタスジモンカゲロウ・シマトビケラの仲間・マダラカゲロウの仲間・コカゲロウ・ヘビトンボなどなど。いやぁ~、本当に驚いた。

魚はオイカワ・ウグイ・アユ・タモロコ・スゴモロコ・コウライモロコ・モツゴ・コイ・ギンブナ・シマドジョウ・ドジョウ・カムルチー(ライギョ)・ナマズ・ギバチ・ウキゴリ・スミウキゴリ・ヌマチチブ・トウヨシノボリ・ジュズカケハゼ・カジカ・メダカ。ヤゴはイトトンボの仲間・オニヤンマ・コオニヤンマ・コヤマトンボ・オナガサナエ・コシアキトンボ・ハグロトンボ・シオカラトンボ(?)・サナエトンボの仲間。エビはスジエビ・ミナミヌマエビ・ヌカエビ(?)。

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ギバチは絶滅危惧II類(ぜつめつきぐ2るい:絶滅するかもしれないと心配な魚)で多摩川の中流から上流部かけて生息するナマズの仲間(ギギ科)。それも15匹も!カジカは渓流魚。多摩川かその支川のずっと上流の方まで行かないと見られません。つかまえたときには死んでたけどね。他にも貴重(きちょう)種と言われる魚たちがたくさん!

こんなちいさな水たまりにこれだけの魚が取り残されたのだから、グラウンドにはもっといろんなお魚が死んでいるのかも。どおりでコサギやアオサギがグラウンドにたくさんいたわけだ。

台風のあとのグラウンドは絶好(ぜっこう)のガサガサスポットか・・・。

※ぜったいに多摩川の流れに近づいてはだめよ。























台風9号が残したもの

テレビのニュースでさかんにさわいでいるとおり、多摩川でのできごとすごかったですね。8年ぶりに多摩川の川の水が土手の近くまで上昇(じょうしょう)しました。8年前の平成11年よりも水の量は多かった感じ・・・。写真は多摩川土手のそばのおそば屋さん近くの多摩川の様子。あらかじめ移動できなかった固定式のトイレが半壊(はんかい)し、水没(すいぼつ)しかかっています。おそろしい水の量です。


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少し下流の二子玉川では危険水位(土手を越えて街にまで水が流れ込む可能性のある水の高さ)まで達したとか・・・。

多摩川上流の小河内(おごうち)ダムでは、7日午前1時~2時までの1時間に降った雨が47ミリ!おおぉぉ!バケツをひっくり返したような雨の量。上流でこれだけ降れば、下流の世田谷あたりで水があふれるのもわかるよね。

で、夕方にもう一度様子を見に行きました。すでに水はガサガサをする護岸の辺りまで下がってはいたものの、山なりの波を作りながら勢いよく流れております。足元を見たらば、モクズガニが護岸の上をカニカニ・カニカニと歩き、人の姿を見て、ヒョイと多摩川の濁流(だくりゅう)の中へ・・・・。

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大丈夫かなぁ。グラウンドの小道の水たまりにはスジエビや写真のヒゲナガカワトビケラも・・・。みんなエライ目にあったねぇ。スジエビは救出して、ただいま管理人の水そうの中で休憩中。ヒゲナガカワトビケラは世田谷よりもずっと上流にすむ水生昆虫(すいせいこんちゅう)。もう上流には戻れないよね。かわいそうだけどしょうがないか。

明日また見に来てみましょう・・・・。




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日本の水の風景

お仕事で三重県の紀北町(きほくちょう)と言う町に行ってきました。この町は山が海にせまっていて、緑と水がとてもきれいな町です。ちょっと前までは「海山町」というすてきな名前の町でしたが、合ぺいで町名が代わってしまったのです。

この町には銚子川(ちょうしがわ)と船津川(ふなつがわ)言う川が流れています。山から流れ出た水はほとんど汚されることがなく、そのまま海へ。川岸にはヨシやツルヨシと言う水辺の草が生い茂りとてもキレイです。海に近いのでハゼの仲間やスズキ、ウナギ、アユをはじめ、ホントウにたくさんの魚たちがすんでいます。魚は海と川がつながるところ、海の水と真水が交わるところに多いのです。写真は船津川の河口にできた白石湖の湖畔(こはん)の風景。日本の水の風景ね。いいねぇ~。


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