東京都河川ボランティア表彰

ちょっと前のご報告。

「せたがや水辺の楽校運営協議会」の活動に対し、東京都からの表彰がありました。

写真は7月23日「東京の川を考えるシンポジウム2013」において、活動の事例発表をしている様子。



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運ばれて・積もって

多摩川でガサガサをする河原の近く(少し高いところ)に、小石がたくさん集まっている層(そう)と茶色の土の層が、交互(こうご)重なっているところがありました。写真を見てくださいな。

小石がたくさん集まっている層は、大雨の時の大増水の勢いで上流から小石がバンバン運ばれてきてこの場所に積もったものです。で、土の層は小石が運ばれるほどの勢いのある増水ではないけど、土や砂などの軽いものが運ばれる程度の増水があって、その泥が積もったものです。そしてさらにまた大きな増水がやってくるとこの土の層の上に新しい小石の層が積もるというわけ。このくりかえし・・・・。

こういう土や石、泥の層が重なっているようすを地層(ちそう)と言うのよ。この多摩川の河原にあった地層はごくごく小さなものだけど、これでもりっぱな地層なのであるよ・・・・。


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ちょんちょんづき

秋の嵐からすでに4日。でも多摩川の水はなかなか下がりません。あいかわらずシダレヤナギの木は水の中・・・。ところが水の色が夕べまでは茶色くにごったのに、今日は水色。なぜだろう。

おまけに、とってもたくさんのアユが釣れるらしい。今日の板チョコ護岸(ごがん)にはたくさんのつり人が来ていました。釣り名人のヤツダさんは50匹以上。ほかの人たちも20~30匹。


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アユつりは14日が最後の日。15日から禁漁(きんりょう:釣ってはイケナイこと)なのです。

なぜかというと、これからアユたちは瀬(せ)に集まって産卵(さんらん:卵をうむこと)するから。卵をもったアユを守るために釣ってはイケナイのです。安心して卵を産ませてあげたいものね・・・。

ところで、アユが産卵する場所はだいたい決まっていて、河口(かこう:川が海と出会うところ)から上流にさかのぼって、1つ目の早瀬(はやせ:水深が浅く流れの速い場所)の周辺がその場所。多摩川だと、ちょうど二子橋から板チョコ護岸のあたりまで。

で、このアユが産卵する自然の産卵場所のことをこの地域では「じぼく」と言うのだそうです。ところが、別の産卵場もあるそうで、その場所のことを「ちょんちょんづき」と言うとか。どんな場所かというと、アユを釣るために釣り人が川に入り、足で川底の石を何度もふみつけ、石の表面がキレイになった部分なのだそうです。アユは石の表面がきれいなところを選んで産卵します。だから釣り人がキレイにした場所に産卵してしまうのだそうな。

アユを釣る人が、知らず知らずのうちにアユのために産卵場所を作ってあげていると言うことね。

恩返しと言うわけだ。

不思議(ふしぎ)な感じ・・・。





















江戸前アユ

せたがや水辺の楽校の活動場所ではアユがつれる。東京湾から溯上(そじょう:のぼってきた)してきた江戸前のアユ。もう何十年もこの場所でアユを釣り上げている名人の谷津田(やつだ)さんにお話を聞きました。


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今年のアユは小さいのだそうですが、それでも谷津田さんは今日も20センチをこえる大物を釣り上げていました。その秘訣(ひけつ)は「川をよく見る」とか。水面にさざ波が立つように見えるところは、小さなアユが群(む)れているだけ。ユラリユラリと水面の下に銀色に光る大きめのアユが泳ぐ場所を見つけるのがポイント。でもそれがわかるようになるには「何年もこの川を見ていないとわからねぇ~よ」とのこと。たしかに・・・。

釣り針はアユのかかりがよくなるように、いつも先っちょを鋭(するど)くとがらせておく必要があるそうで、谷津田さんは針先をとがらせる砥石(といし)を持ち歩き、針の手入れをしています。そういうところが名人の極意(ごくい)ナリ。


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今日、最大級のアユ。ひれが大きくきれいなアユでした。アユ釣りは10月くらいまで楽しめるそうですが、アユの一生は一年でおしまい。だからアユのことを「年魚(ねんぎょ)」とも言います。でも中には冬を越(こ)して次の年まで生きるアユもいるそうです。そういうアユのことをこの土地に住む人は「とうすんぼ」と呼ぶのだそうです。初めて聞いたなぁ~。




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