雪の下のお魚

白銀の世界。オシゴトで山形県米沢の森に。


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福島から奥羽本線という東北地方の背骨の部分をず~と北上する線路の峠(とうげ)駅というあたりで森と川の調査に行ってきました。ところが予想もしていなかった大雪。夕方から降り始めたと言う粉雪は、翌朝には写真のとおりの雪の原をつくっていました。しかも積雪は50センチ!。おどろいたぁ~。川もご覧のとおり・・・。とってもきれいな風景でした。

で、こんな時にお魚はどうしているのだろう~。今回は潜って観察することはしませんでしたが、以前北海道の札内(さつない)川と言う川で雪の下のお魚調査をしたことがありました。川をのぞいて見かけたお魚はイワナ(オショロコマ)。でもほとんど動きません。じっと大きな石のすき間や川底にたまった落ち葉の中にもぐるようにしています。まるで落ち葉を毛布のようにして。

ゴムのグローブをした手でそ~っとお腹側からすくい上げるとじっとしていますが、しばらくすると今気がついた!とでも言うようにあわてて逃げていきます。このときの水温は2℃。冷蔵庫のパーシャル室のようです。冬の魚たちはこうやってじっとしながら春が来るのを待っているのね。

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水温2℃の川の中にいるお魚の体温は川の温度とほぼ同じくらい。もしこのお魚を体温36℃の人の手がさわったらお魚はやけどをしてしまいます。多摩川も真冬には水温が10℃位までさがります。もしここで冬を越しているお魚たちに素手(すで)でさわったらやっぱり同じようにやけどをしちゃう。だからお魚をさわるときには手をぬらして冷たくしてからさわろうね。









多摩川親子探検記–Tamagawalk–オープン!

ここしばらく、管理人が仕事で東京を留守にしていたモノで、ぜんぜんあたらしい記事を更新(こうしん)できないままでゴメンナサイ。・・・とあくまでも言い訳ですが。ごめんなさい。

で、今日は多摩川を毎日(ホントウに毎日)観察している地元のおとうさんが、新しいブログ

「多摩川親子探検記—Tamagawalk—」

をオープンしたので、そのご紹介。

川好き、釣り好きのお父さんが、二人の女の子といっしょに多摩川で遊んだり、見て気が付いたことを紹介してくれています。このお父さん。水辺の楽校のスタッフとしても遊びの日には来てくれています。ホントウに多摩川ダイスキ人間!ぜひ訪ねてみてくださいね。


http://tamagawalk.exblog.jp/


※画面左下の「

■LINK

」「多摩川親子探検記」からもアクセスできます。

なにか写真をアップしたいと思ったのですが、最近の多摩川の写真がありません・・・。そこでちょっとほかの川のお魚の写真を・・・。

三重県の南の方にある宮川、と言うきれいな川が管理人のこれからしばらくの仕事場。宮川は数年前、記録的(きろくてき)な大雨で大災害(だいさいがい)にみまわれました。やっと去年あたりから川も森も落ち着き、もとの姿に戻りつつあります。

が、川がものすごく荒れてしまったので、魚もだいぶ減ってしまいました。そこで今回、少しでも魚が早く帰ってきてくれるようにと、卵をもったアマゴと言うお魚の親10ぴきを、とある沢に放流(ほうりゅう)してきました。もちろん放流したお魚は、もともとこの川にすんでいたお魚を育てたもの。

放流して3日後の様子が一番下の写真。オスとメスが浅い瀬でしきりにタマゴを産む場所を探していました。ときどき他のオスも様子を見に来ているようです。もし産んでくれたら、ほぼ1ヶ月後には小さな赤ちゃんアマゴがこの沢に泳いでいるはず・・・。

そうなってくれたらうれしいなぁ~と。また来週も見に行ってみますね。


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サケの上る川

またまた留守がちでゴメンナサイ。ここのところ遠くの川や山に出かけてなかなか水辺の楽校ブログをかけませんでした。

昨日まで秋田県の鳥海山(ちょうかいさん)のふもとを流れる白雪川のお魚と川の様子を調べるお仕事に出かけておりました。もう秋田は東京の真冬並みの気温。風は冷たく、川の水温はなんと4℃。ブルブルです・・・。


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山は真っ白に雪化粧(ゆきげしょう)。こんなに寒い季節になったのに、川の下流ではサケが泳いでいました。何年も大海原を泳ぎ、生まれた川に帰ってくる魚。ホントウは10月の末頃にこの川に戻ってくるのが普通なのに、季節がすぎたこの時期にたくさん泳いでいました・・・。なぜかなぁ。


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川の上流にはイワナ。手をほんのちょっと入れただけでもしびれるように冷たい川でじっとしています。白雪川でのイワナの産卵は10月頃。去年来たときには、ちょうど産卵しているイワナ夫妻に会うことができましたが、今年はもう遅かったようです。

多摩川にはサケはいません。太平洋側では、茨城県の那珂川(なかがわ)付近よりも北にすんでいるのです。イワナは多摩川の最上流の奥多摩にすんでいます。うすい黄色と白の水玉もようがきれいなお魚です。水中で見ると、滝の下に潜り込んだ空気のアワを体にまとわり付けているように見えるの。ホントウにきれいだよ。


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日本の水の風景

お仕事で三重県の紀北町(きほくちょう)と言う町に行ってきました。この町は山が海にせまっていて、緑と水がとてもきれいな町です。ちょっと前までは「海山町」というすてきな名前の町でしたが、合ぺいで町名が代わってしまったのです。

この町には銚子川(ちょうしがわ)と船津川(ふなつがわ)言う川が流れています。山から流れ出た水はほとんど汚されることがなく、そのまま海へ。川岸にはヨシやツルヨシと言う水辺の草が生い茂りとてもキレイです。海に近いのでハゼの仲間やスズキ、ウナギ、アユをはじめ、ホントウにたくさんの魚たちがすんでいます。魚は海と川がつながるところ、海の水と真水が交わるところに多いのです。写真は船津川の河口にできた白石湖の湖畔(こはん)の風景。日本の水の風景ね。いいねぇ~。


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お魚のトレーニングジム

水辺の楽校ブログの管理人は淡水魚(たんすいぎょ:川や湖にすむ魚)の調査(ちょうさ)がお仕事。今回は岐阜(ぎふ)県の長良川(ながらがわ)に行ってきました。

岐阜で養殖(ようしょく)されている、アマゴというお魚を使って、川をさかのぼれるかと言う実験です。

調査につかったのは、イケスの中で育ったアマゴ。でもこの魚たち、イケスの中で育ったのであまり運動していません。いきなり流れの中で泳いでみてよ、とおねがいしても、そうかんたんには上流に向かって泳いではくれんのです。

そこで写真のような流れるプールを作って、3日間のトレーニング。たった3日間でも、やる気のあるアマゴはバッチリ泳げるようになるのでゴザルよ。たいしたもんだよねぇ~。

写真は必死にトレーニングしているアマゴくんたち。きばってるでしょ。



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