ロゼット

多摩川の河原やグラウンドのまわりに、写真のような植物が葉っぱを広げています。雪の結晶(けっしょう)のような形でしょ。「ロゼット葉」といいます。冬を越す植物(越年草:えつねんそう)に多く見られるのですが、寒い冬の時期に太陽の光がいっぱい取り込めるように、また寒い風から体を守るために、地べたにベタァ~と張り付くように葉っぱを広げているのでゴザル。

で、春になって暖かくなり、ほかの植物がニョキニョキと生えてくると、ロゼット植物もまけじとズルズル~っと茎を伸ばし、葉を広げて花を咲かせます。

「ロゼット」とはバラの花の形という意味だそうで、八重咲き(やえざき)のバラの花の形に似ているからこんな名前がついたのだとか。生き延びるために植物たちもいろいろと苦労しているのでゴザルよ。たいしたもんだねぇ~。



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※左上はセイタカアワダチソウ、右下はコマツヨイグサ。左下はヒメジョオン。右上は何かなぁ、誰かオシエテ・・・・。







チョロチョロチョウゲンボウ



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最近、水辺の楽校原っぱ、ピクニック広場、ブタ公園付近でトンビではない猛禽類(もうきんるい:ワシとかタカとかの仲間)が1羽チョロチョロしています。チョロチョロとはいっても猛禽類なのでワシらしくネズミやヘビなどの小動物をねらっているのですが、どうもチョロチョロしているようにしか見えないのです。顔を見るとそれはそれは勇ましく、キリッとした目とくちばし、がっちりしたツメももっているのですがねぇ・・・。


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で、わが水辺の楽校の動物の専門家、イトウさんに聞いたらば、早速見に行ってくれました。チョウゲンボウという鳥だそうで、それもメスの子どもだとか・・・。子どもだったのね。

どおりでスズメをおそってもうまくつかまえることができず、ただけちらしているだけだし、カラスには追っかけられるし・・・。今、多摩川のグラウンドのどこかで必ず見かけることができます。ラグビーのゴールポストの上とか、サクラの木の上とか、高いところからグラウンドを見回しています。近くまで行ってもあまり逃げようともしないよ。



おもしろい形

今年の夏、せたがや水辺の楽校で水辺ガサガサをしていた川岸は入江のような形(わんど)がなくなり、なんだかのっぺらぼうで水辺の生き物がすむ場所が少なくなっていました。が、9月の台風とその前の増水で、浅瀬や中州、入り江ができて、とてもおもしろい形になりそうです。

「おもしろい形」になると、流れのある場所が好きな生き物や水たまりのような場所が好きな生き物、草カゲが好きな生き物など、いろいろな水生動物がすめるようになります。来年の夏のガサガサはきっと楽しいと思うよ。



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多摩川子どもシンポジウム



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「多摩川子どもシンポジウム」が、狛江第一小学校で開かれました。毎年12月に多摩川流域にある16の水辺の楽校でのできごとや多摩川で学んだことを紹介(しょうかい)する発表会です。ことしは6回目。流域の8小中学校の子どもたち15組と6人の個人発表がありました。今年は9月の台風のえいきょうがあって、少し少なめの発表になりました。

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せたがや水辺の楽校で総合学習のお手伝いをした砧南小学校4年生も18人が4つのプログラムで参加。「多摩川の環境」では、CODのパックテストを使った水質検査の結果と感想を発表。「多摩川クリーン大作戦」は、多摩川の河原でのゴミ拾いを題材にした5人の女の子の劇。「劇 水質検査」は水質検査のようすやほんの少しのジュースが川を汚すのよ、と言うことを表現した4人の女の子の劇。そして最後は4年生16人が「歌 ビリーブ~ゴミを減らそう~」の大合唱。いやはやみんなすごい表現力でした。大ぜいの人たちの前だったので、少しきんちょうギミだったかも。でも会場の子どもたちからは大きな拍手が。そして他校の先生たちや大人たちからも「おもしろ~い」「たのしいねぇ~」「こういうの、いいねぇ~」との声が・・・。

ちょっとお手伝いしただけなのだけど、子どもたちはここまでゴミのことや水の汚れのことを考えて表現してくれたのだと思うと、思わずウルウル・・・。

今日は朝8時前に学校に集合して、早くから会場で準備してくれていたのだそうですよ。みんな、おつかれさまでした。同行してくれたサトウ先生、ナガイ先生、応援にかけつけてくださった校長先生もありがとうございました。

おじさんはなんだかあったかい気持ちで帰ってきましたょ・・・・。ありがとう。



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いよいよ着工

水辺の楽校を始めたころから、いつかは作ってやろうと思っていた「せたがや水辺の楽校原っぱビオトープ池」。今日から5ヶ月をかけて完成を目指します。

今日はその最初の穴掘り。集まってくれたお友達とお父さんたちがツルハシやスコップ、シャベルを手に、ちょっとずつ穴を掘り、約1時間ほどでドーナツ型のアナが。



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これがビオトープ池のあらあらの形。これから毎月少しずつ深くして、池の底を固め、水際(みずぎわ)の形を整え、水辺の草も植える予定。どんなビオトープ池になるかとっても楽しみ。今日来られなかったお友だちも次回はお手伝いしてくださいな。



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で、掘り出した土の中にはいろいろな虫の幼虫がかくれておりました。コガネムシの仲間、ゴモクムシの仲間、コオロギ、ミミズ・・・。ホニョニョニョ・・・。そこで虫にくわしいイトウさんに名前やすみかの特徴(とくちょう)を教えてもらいました。同じような形をしているのに、いろいろな虫がいたのね。観察したあとは、またあたたかな土の中へ。



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さて、今年の「せたがや水辺の楽校遊びの日」はこれでおしまい。今年一年、マルタウグイの産卵観察、水辺ガサガサ、テナガエビ釣り、多摩川の江戸前アユの塩焼きなど多摩川でいろいろを体験し、遊びました。参加してくれたみなさん、活動に協力してくださったおとーさん、おかーさん、ホントウにありがとうございました。来年は2月3日(日)からです。来年は「マルタウグイの産卵床つくり」(3月)「お魚のすみかづくり」(4月)「テナガエビのすみかづくり」(5月)など多摩川での自然体験(しぜんたいけん)遊びを用意してお待ちしています。ぜひお楽しみに・・・・。