野沢じどうかんが遊ぶ
すみか
川のそうじ屋
多摩川や野川に近い家々の外灯(がいとう)には、ちょうど今ごろになると、たくさんの小さな羽(はね)のはえた虫が集まってきます。羽アリやユスリカではありません。コカゲロウです。
この虫は幼虫(ようちゅう)の時には川の中で生活する水生昆虫(すいせいこんちゅう)。大人になって羽化(うか)して飛び回るのです。
こんな小さな虫でも、多摩川や野川の水をきれいにする役割(やくわり)をもっています。なぜかというと・・・。
この虫は幼虫(ようちゅう)の時には川の中で生活する水生昆虫(すいせいこんちゅう)。大人になって羽化(うか)して飛び回るのです。
こんな小さな虫でも、多摩川や野川の水をきれいにする役割(やくわり)をもっています。なぜかというと・・・。
川の中にはよごれの原因(げんいん)となるもの(有機物:ゆうきぶつ)がたくさん流れています。コカゲロウは、そのゆうきぶつをたくさん食べて育ちますが、おとなになると川の中から空へと飛び立ち、よごれも持って行ってくれることになるのです。その量はほんの少しかもしれませんが、ものすごくたくさんのコカゲロウが飛び立てば、たいへんな量になることでしょう。チリもつもれば・・・・。
ジャコウアゲハの産卵を手助け?
せたがや水辺の楽校原っぱには区内ではめずらしい「ジャコウアゲハ」がヒラヒラと飛ぶ場所があります。このアゲハは幼虫(ようちゅう)のときにウマノスズクサという植物しょくぶつ)の葉っぱを食べて大きくなります。が、この葉っぱが世田谷区内にはなかなかないのです。

水辺の楽校原っぱにはこの植物が生えている場所があります。ただし、春先にはたくさん生えるのですが、しばらくするとほかの植物に負けてかれてしまっていたのです。
そこで、ほかの植物を刈(か)り取って、ウマノスズクサが生えるようにしてあげたのでした。そうしたら下の写真のようにウマノスズクサが育ち、ジャコウアゲハがまたタマゴをうみつけてくれたのです。写真はジャコウアゲハの幼虫とウンコ(写真左)。
春先に育ったジャコウアゲハの子どもたちが大きくなって、新しいウマノスズクサにタマゴをうみに来てくれたのかもしれません。


水辺の楽校原っぱにはこの植物が生えている場所があります。ただし、春先にはたくさん生えるのですが、しばらくするとほかの植物に負けてかれてしまっていたのです。
そこで、ほかの植物を刈(か)り取って、ウマノスズクサが生えるようにしてあげたのでした。そうしたら下の写真のようにウマノスズクサが育ち、ジャコウアゲハがまたタマゴをうみつけてくれたのです。写真はジャコウアゲハの幼虫とウンコ(写真左)。
春先に育ったジャコウアゲハの子どもたちが大きくなって、新しいウマノスズクサにタマゴをうみに来てくれたのかもしれません。

ガサガサむき
大シジミ
また谷津田(やつだ)さんにお話を聞きました。
健保(けんぽ)グラウンドのある場所は、ほかの土地よりも低くなっていますね。実はこのあたりは昔、多摩川の河原で、東急線田園都市線(とうきゅうでんえんとしせん)の線路にしくジャリを採っていたのだとか。その後、その掘(ほ)った穴に宇奈根(うなね)川の水が流れ込み、また底からはわき水がしみ出して、とてもきれいな沼になったのだそうです。
健保(けんぽ)グラウンドのある場所は、ほかの土地よりも低くなっていますね。実はこのあたりは昔、多摩川の河原で、東急線田園都市線(とうきゅうでんえんとしせん)の線路にしくジャリを採っていたのだとか。その後、その掘(ほ)った穴に宇奈根(うなね)川の水が流れ込み、また底からはわき水がしみ出して、とてもきれいな沼になったのだそうです。
この沼には大きなシジミがたくさんすんでいて、ほんの1時間くらいの間にバケツ1ぱいくらいのシジミがとれたのだそうです。子どもたちの遊び場としても最高の場所で、ボートを浮かべたり、泳いだりしていたとか。
江戸前アユ
せたがや水辺の楽校の活動場所ではアユがつれる。東京湾から溯上(そじょう:のぼってきた)してきた江戸前のアユ。もう何十年もこの場所でアユを釣り上げている名人の谷津田(やつだ)さんにお話を聞きました。

今年のアユは小さいのだそうですが、それでも谷津田さんは今日も20センチをこえる大物を釣り上げていました。その秘訣(ひけつ)は「川をよく見る」とか。水面にさざ波が立つように見えるところは、小さなアユが群(む)れているだけ。ユラリユラリと水面の下に銀色に光る大きめのアユが泳ぐ場所を見つけるのがポイント。でもそれがわかるようになるには「何年もこの川を見ていないとわからねぇ~よ」とのこと。たしかに・・・。

今年のアユは小さいのだそうですが、それでも谷津田さんは今日も20センチをこえる大物を釣り上げていました。その秘訣(ひけつ)は「川をよく見る」とか。水面にさざ波が立つように見えるところは、小さなアユが群(む)れているだけ。ユラリユラリと水面の下に銀色に光る大きめのアユが泳ぐ場所を見つけるのがポイント。でもそれがわかるようになるには「何年もこの川を見ていないとわからねぇ~よ」とのこと。たしかに・・・。
釣り針はアユのかかりがよくなるように、いつも先っちょを鋭(するど)くとがらせておく必要があるそうで、谷津田さんは針先をとがらせる砥石(といし)を持ち歩き、針の手入れをしています。そういうところが名人の極意(ごくい)ナリ。

今日、最大級のアユ。ひれが大きくきれいなアユでした。アユ釣りは10月くらいまで楽しめるそうですが、アユの一生は一年でおしまい。だからアユのことを「年魚(ねんぎょ)」とも言います。でも中には冬を越(こ)して次の年まで生きるアユもいるそうです。そういうアユのことをこの土地に住む人は「とうすんぼ」と呼ぶのだそうです。初めて聞いたなぁ~。








